DOCTOR BLOG院長ブログ
ご存知ですか、がん教育。
2019年9月5日
日本人の2人に1人ががんにかかる時代。
がんについての情報があふれ、なにが正しい情報なのか判断するのがとても難しい現状です。
今、子供のころからがんについて正しい知識を身につけることの大切さが言われています。ここ数年、都内各地の小中学校で有識者によるがん教育授業が行われ、たった45分間の授業の前後でも子供たちのがんに対する知識、意識、そしていのちに対する思いに大きな変化をきたしているようです。
ここで一冊の書籍を紹介させていただきます。
ここでは、3つの実話をもとにがんを正しく理解するヒントが描かれています。わかりやすい言葉で読みやすく、何よりもリアルな感情が表現されていて非常に考えさせられました。
著者の、子供たちの未来に対する思いにも感動いたしました。
がん教育は、がん医療の知識や情報を学び健康への関心を高めることだけでなく、人の気持ちを思いやれる優しいこころを育むことも期待されています。
今、未来に向けて少しずつ動き出しています。