DOCTOR BLOG院長ブログ
大腸内視鏡AI画像診断支援システムに関して
2025年10月16日

当院では大腸内視鏡検査の際にAIメディカルサービス社のgastroAI model-EIRLを使用しています。大腸ポリープの切除は大腸がんの罹患率・死亡率を低下させることが先行研究で示されており、いかに早期に病変を発見・切除できるかが課題です。
数年前に他社製ではありますが大腸内視鏡AIシステムを使用した経験があります。当時は病変の検出は偽陽性が多い印象でしたが、今回本システムを使用し数年前と比較しAIの診断能が格段に向上したことを実感しています。具体的には内視鏡検査の際にAIシステムによる病変の同時検出が行われ、リアルタイムに検査施行医とのダブルチェックが可能となります。
これまでも精度の高い内視鏡検査・治療を心掛けてまいりましたが、AIシステムの視覚サポートを受けることで更なる精度の向上に繋がればと考えています。
https://endo.ai-ms.com/product/lowergi



