胃カメラ検査は、胃がんや食道がんの早期発見のために
非常に大切な検査です。
定期的に検査を受けていただけるように、
患者さんの負担に配慮した胃カメラ検査をご提供しています。
ご希望の方は胃・大腸カメラ検査を同日に受けていただけます。大腸カメラ検査の予約枠にて対応しますので、詳しくはお問い合わせください。一度の通院で、効率よく身体をチェックしましょう。
●逆流性食道炎
●機能性ディスペプシア
●咽頭がん・食道がん
●食道粘膜下腫瘍
●食道静脈瘤
●食道乳頭種
●萎縮性胃炎(ピロリ菌)
●胃がん
●胃潰瘍
●胃底腺ポリープ
●胃腺種
●胃粘膜下腫瘍
●急性胃粘膜病変
●アニサキス症
●胃憩室
●胃静脈瘤
●十二指腸潰瘍
●十二指腸がん
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は人の胃から発見された0.5×2.5~4.0μmサイズの細菌です。胃にすみつくと粘膜を傷つけ、慢性胃炎を引き起こします。炎症が続くと胃の防御力が弱まり、無防備な状態になるため、ストレスや過剰な塩分、発がん物質などの影響を受けやすくなります。その結果、胃の粘膜が薄くザラザラな状態になる萎縮性胃炎となり、胃潰瘍、十二指腸潰瘍を引き起こすリスクが高まるのです。さらに、ピロリ菌が作り出すCagAというたんぱく質が、潰瘍になった細胞をがん化させることで、胃がんの発生原因になるとされています。
胃カメラ検査などで胃・十二指腸潰瘍、慢性胃炎と診断された場合は、ピロリ菌に感染しているかどうかを調べます。胃がんの主な原因はピロリ菌です。そのため除菌すると、将来的に胃がんなどの胃疾患になるリスクを軽減できます。特に40代になると胃がんに罹患するリスクが増加するので、定期的に胃カメラ検査を受けましょう。
これまで主流だった、口からスコープを挿入する「経口内視鏡」では、舌の根元にスコープが触れ続けるため、強い吐き気が起きやすく、苦しいと感じる原因になっていました。
そのため当クリニックでは、先端部外径5.4mmの極細かつ高画質なスコープを鼻から挿入する「経鼻内視鏡」を導入しております。鼻から挿入するので吐き気も起きづらく、会話もできるほどリラックスした状態で検査を進めることができます。
適量の鎮静剤を使うことで、眠る直前のようなウトウトとした状態で検査を受けていただけます。意識レベルが低くなるため、検査中のことを覚えていない方が多く、苦しさや違和感がほとんどない状態で検査を終えられることが特徴です。検査後は、検査ベッドのままリカバリールームへ移動し、30~60分ほど休んでいただきます。
【鎮静剤を使用する際の留意点】
・お車の運転はできません。徒歩もしくは公共交通機関をご利用ください。
・基本的に、鎮静剤使用の方は経口内視鏡にて検査を行います
当クリニックでは、日本消化器内視鏡学会の内視鏡の専門医である院長をはじめ、経験豊富な医師が検査を担当します。診察から検査、検査後のご説明、その後のフォローまで一貫して対応いたしますのでご安心ください。
さらに悪性の疑いがある場合や、当クリニックでは治療できない疾患が見つかった場合は、適切な高度医療機関へすみやかにご紹介できる体制を整えています。
これまでの経鼻内視鏡は画質が課題とされていましたが、先進技術で大幅に画質が改善されました。当クリニックでは高精細・高画質の内視鏡システムを導入し、経鼻内視鏡でも小さな病変をすばやく発見・診断できる体制を整えています。
都営浅草線「東日本橋駅」、都営新宿線「馬喰横山駅」「浜町駅」、東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町駅」から徒歩3〜5分圏内、清洲橋通り沿いに位置するクリニックです。
内視鏡検査は午前・午後に行っており、スムーズにご案内できるよう木曜・土曜午後は検査の患者さんのみとさせていただいています。近隣にお勤めの方やお住まいの方は、どうぞお気軽にお越しください。
来院される患者さんは、少なからず不安を持っているはずです。そのため、少しでも安心して治療を受けていただけるよう努めています。単に患部や症状だけを見るのではなく、お一人お一人の声に耳を傾け、お気持ちに寄り添ったカウンセリングを心がけていますので、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
胃カメラ検査のご予約は、診察時に承ります。
お電話・WEBからの事前予約も可能ですのでご相談ください。
ご予約時に、検査について詳しくご説明した上での検査実施となります。
診察にて、必要に応じて感染症(HBV、HCV型肝炎、梅毒)の有無の確認のための血液検査や胸部・腹部のレントゲン検査を行います。
お薬手帳 または 現在服用中のお薬をご持参ください。
胃カメラ検査時に、病変や疑わしい部分が見つかった場合には、組織を採取して生検を行います。血液をサラサラにする抗凝固薬などを服用している場合、組織を採取した際に出血が止まらなくなる可能性があります。
ご予約の際や事前の診察時に確認させていただきます。
検査前日の夕食は、夜9時までに済ませてください。
・夜9時以降はなにも食べないでください。
・水分は、水や薄いお茶など透明なものを飲んでください
当日の朝食・食事はせずに、ご来院ください。
水分は少量であれば、摂取いただいて結構です。
※ご来院後の検査直前は、水分摂取も控えてください。
ご来院予定時間に当院にお越しいただき、受付までお声がけください。
診察・検査状況によってはお待ちいただく場合がございますことを、ご了承ください。
※鎮静剤を使った検査をご希望の方は、車・バイク・自転車を運転してのご来院はできません。
処置室にご案内いたします。
事前準備として、血圧の測定後、鼻や喉への局所麻酔を行います。
※鎮静剤をご希望の場合は、点滴による静脈注射を行います。
検査開始から終了まで約10分程度です。
※生検用の組織採取がある場合には、もう少し時間がかかります。
※鎮静剤をご使用の方は、検査終了後、処置室(リカバリー室)にご移動いただき、約30-60分休憩していただきます。
検査結果について、検査画像をモニターでご覧いただきながら、わかりやすくご説明いたします。
合わせて、検査後の注意事項についてご説明いたします。
※検査で炎症や潰瘍などが見つかった場合には、内服薬の処方などもいたします。
※組織採取を行った場合の生検結果は、後日となります。検査結果が出るタイミングでご来院いただきます。
受付にて、お会計いただきます。
また、内服薬が処方された方には処方箋をお出しします。
※食事や水分摂取は検査後約30分からを目安としておりますが、医師・看護師の指示に従ってください。
皆さん、こんにちは。【久松町まつうらクリニック】院長の松浦裕史です。
内科・外科から消化器内科、肛門外科まで幅広く対応する当クリニックでは、充実した設備環境下での内視鏡検査や超音波検査も行っており、さまざまな病気の早期発見と治療をめざしています。
特に内視鏡検査は、病気の発見や予防に非常に有用ですが、不安や恐怖を感じる方も多くいらっしゃることでしょう。これまで消化器内科・外科、内視鏡の診療に長年従事してきた経験を活かして、お一人お一人の症状と気持ちに真摯に向き合いながら、患者さんが主体となる医療をご提供してまいります。
また疾患・患部だけを診るのではなく、患者さんと向き合い、お互いの信頼関係を築くコミュニケーションを第一に心がけております。より身近で温もりのある医療をお届けいたしますので、心配ごとやお悩みがありましたらいつでもご相談ください。
2000年 | 帝京大学医学部 卒業 |
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2001年 | 東京女子医大病院消化器病センター外科(現消化器・一般外科) |
2008年 | 城東社会保険病院(現JCHO東京城東病院)外科医長 |
2013年 | 医療法人社団墨水会 理事 トルナーレ内科外科 院長 |
2019年 | 久松町まつうらクリニック 開院 |
当クリニックでは胃カメラ検査を保険診療で行っております。
3割負担 | 1割負担 | |
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胃カメラ検査 | 5,000円~6,000円 | 2,000円前後 |
病理組織検査 | ¥3,500前後 (採取した部位や数により異なります) |